第5回LLPS研究会
2021年9月9日(木)
オンライン開催(Zoom)
12時30分~17時30分
第5回LLPS研究会 開催案内
拝啓
益々ご健勝のことと、お慶び申し上げます。平素は何かとご支援ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
来る2021年9月9日(木)に、奈良県立医科大学において第5回LLPS研究会を開催いたします。
LLPS研究会は、昨今研究発表が急速に増加している分野であるLLPS(液-液相分離)をテーマとしております。第1回を2018年4月に開催して以降、これまでに計4回の開催実績がございます。「相分離生物学」という新たな研究分野を代表する講師陣をはじめ、様々な分野の先生方と、相分離現象の実験手法や神経疾患との関連などに関する発表・討論を通じて、新たな共同研究を生み出す場となることを期待しております。詳細な案内につきましては、Website(https://www.asuka-symp.org)に随時記載していく予定ですのでご覧ください。
また、共催のASUKA医学研究会は、日本国誕生の舞台といわれている「飛鳥(明日香)・藤原」地区を語源として、また、それぞれのアルファベットに、「Advanced Science for fUture in KAshihara(橿原の地における明日の科学)」という意味を込め、「明日の医学を支える科学研究を発信する役割を担う」ことを目指して、研究活動を行っております。
第5回開催は、コロナ禍ということを踏まえ、完全オンライン(Zoom Webinar)での開催となります。オンライン開催では、対面で得られる距離感や臨場感が十分に味わえない物足りなさはあります。そうした懸念を吹き飛ばすくらいの心躍る演題と白熱した議論をご提供出来るよう、関係者一同準備を進めて参ります。多くの方々のご参加をお待ちしております。何卒宜しくお願い申し上げます。
敬具
2021年8月16日
第5回LLPS研究会 世話人
プログラム
演者(所属)「演題」
【第1部:12:30~13:50】
白木 賢太郎(筑波大学)「蛋白質溶液学と相分離生物学」
森 英一朗(奈良県立医科大学)「相分離生物学のその先へ」
佐藤 衛(横浜市立大学)「もう一度、天然変性タンパク質」
後藤 祐児(大阪大学)「蛋白質フォールディングとミスフォールディングの統合」
【第2部:14:00~16:00】
吉澤 拓也(立命館大学)「相分離破綻因子による相分離制御阻害」
守島 健(京都大学)「超遠心分析 (AUC) を用いたKapb2-PRポリペプチド複合体の解析」
藤間 祥子(奈良先端科学技術大学院大学)「LLPS制御因子 蛋白質アルギニンメチル基転移酵素(PRMT1)の構造生物研究
」
齋尾 智英(徳島大学)「シャペロンによる分子集合制御」
田口 英樹(東京工業大学)「学術変革(A)マルチファセット・プロテインズ領域紹介とタンパク質凝縮体に関する最近の知見」
奥村 正樹(東北大学)「小胞体内で液滴を形成する因子の生理学的機能の理解」
【第3部:16:10~17:30】
松浦 彰(千葉大学)「生き物はなぜ繰り返すのか?」
新海 陽一(産業技術総合研究所)「核膜孔以外にも存在するFG repeatタンパク質の知られざる役割」
冨田 峻介(産業技術総合研究所)「高次構造が誘起する液-液相分離」
愛場 雄一郎(名古屋大学)「ペプチド核酸を用いた核酸の液-液相分離」
吉野 大輔(東京農工大学)「液相低温プラズマによるコラーゲン分子の高機能化」
~ Zoom Webinar参加登録 ~
注意:参加対象者を、「相分離研究に携わる大学および研究所の研究者、大学院生、学部学生、その他製薬企業関係者など」としております。参加登録の際には、所属機関の正式なメールアドレスをご入力下さい。所属等が確認が出来ないメールアドレスの場合、承認の判断が出来ない場合があります。個別の案件に関しては、事務局まで御連絡下さい。
~ 第5回LLPS研究会実行委員会 ~
世話人:森 英一朗(代表)、吉澤 拓也、齋尾 智英
プログラム委員:松浦 彰、冨田 峻介、愛場 雄一郎、新海 陽一、丹羽 達也
<お問い合わせ先>
奈良県立医科大学 未来基礎医学
〒634-8521 奈良県橿原市四条町840番地
Tel:0744-22-3051(内線2526) e-mail:jimu@asuka-symp.org